旅から日常へ

お久しぶりです。

旅から帰国後、ブログの更新が全くできていなかった。日常に忙殺されていた事もあるが、旅のブログのみで終わらせるのももったいないと常々考えてきた。月並みではあるが、なんちゃって世界一周した僕としては、日本で働いている日常も旅と言えなくもない。固定観念に囚われなければ、いつ何時たりとも事象は流動性を有する。この現状から鑑み、「日常は旅である」し、「旅すらも日常である」と言っていいだろう。

表象的ラベルに意味はない。僕の認識が正しければ、ビトゲンシュタインの「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」という事だろうか。

個人的な認識は、如何に表象を用いようと共有する事は不可能だ。自身の世界を完璧に表象できるラベルなど存在しない。人は孤独になるのではなく、生まれてから死ぬ直前まで孤独である。言葉が通じるという誤解こそが、人の唯一の救いなのかもしれない。

もとい、最近は読書をする事を旅する様に楽しんでいるのだが、物事を理解するにはアウトプットが欠かせないと今更ながら思い立ったので、書評らしきものも加えて行こうと思う。おそらく、稚拙な書評にもならない文章かと思うが、生暖かい目で、ご容赦いただきたい。

なお、今後も旅については時間があれば続きを書いていくつもりではいる。(と言ってここ二年かけていなかっただが…)

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