メキシコ出国、3カ国目ベリーズへ。

夜まで宿でゆっくりさせてもらい、9時出発。バス停は、すぐ近くだ。少し遅れたが、10:30にバスが出発。途中で、客を拾いながら国境に向かう。ちなみにADO(アデオ)のバスは、大変乗り心地がよくぐっすり眠れる。3時頃、国境に到着。眠い眼をこすりながら出国手続き。案の定、出国税を払えと言う話に。しかも値上がりしていて500ペソ(3000円)!高すぎだろ!(おそらく悪徳だ。入国1週間以内の出国は払う必要はない)1週間以内なら良いと聞いていたのでごねてみたがダメだった。そしてまたバスで5分ほど走りベリーズ国境へ。こちらは、まあまあすんなり通れた。余談だがベリーズは出国時に20US$かかるらしい。いちいちボッタである。こうして、僕の第1カ国目メキシコが終わった。
そして少し遅れて7時にベリーズシティ到着。なのだが、大雨である、このタイミングで。土地勘のない地で、しかも入国初日で勘弁していただきたいところである。目的のキーカーカー島までは下調べしてあったため、とりあえず船着場に向かう。ちょうど同じタイミングに韓国人がいたため、一緒に行く事に。(余談だが、なぜかアジア系とつるむ事が多い気がする。)彼がクーポンを持っていたので半額で船に乗れる事に!

…と思っていた僕がバカであった。船着場の受付に行くとこれは一人しか使えないと言う。ごねてみたがダメの一点張り。雨も降っているし、時間も惜しい。仕方なく正規料金でチケットを買った。往復56ベリーズ$=28US$まあよしとしよう。島まで1時間弱。今日はあいにくの雨だが、船に乗るのは新鮮で心地よい。
10時ころ島に到着。キーカーカー島初上陸である。彼も宿を決めていなかったのだが、一番安いと言うDaisy’s guest house に一緒に行ってみた。がもう宿は辞めたとの事。次なる二件目は閑散期なためやっていない。仕方ないのでいくらか探すと個室二人で70ベリーズ$と言うところを見つけそこにした。何しろキーカーカー島は、だいぶリゾート感が強く、いちいち物価が高いのだ。僕らの見つけたところも最安値に近いはずだ。
適当に明日のシュノーケリングツアーを頼み、午後から浜辺で、リゾートな気分を楽しんだ。

結局シュノーケリングにしたが、明日が楽しみである。

メキシコの金額概算(航空券含まず)

航空券(日本→メキシコ)112000円(もっと安いのもあった(涙

計24日間で15150ペソ
630ペソ(3800円)/day

カンクンでの休日

10/15,16,17,18,19

カンクンに戻り、キューバの疲れもあり今日は休憩日。グダグダ過ごす。旅に出てから初めての休憩である。次はグァテマラ、アンティグアでスペイン語を勉強するつもりだが、まだルートが決まっていない。この宿では、7泊すると8日目が無料になるため、あと4日ここに滞在し、雑務をこなす事にした。幸い、少し高いが、今の宿は落ち着くのでちょうど良い。
まず溜まっている日記をかたそう。それから、写真の整理だ。これが結構曲者で、選別にはわりかし時間がかかる。クラウドにデータをあげるのも時間が必要だ(結局3日かかった)。そして、今回、盗まれるからと携帯を持ってこなかったわけだが、やはりiPadだけでは、外で地図を見るときに厳しく、安い携帯を買う事にした。メキシコは治安がいいからまだいいが、中米でiPadなど道端で出そうものならいい鴨であろう。しかし、言葉も通じなけれな、情報もない。リサーチしなければ。

そんなこんなで、ゆるりと過ごし、多少メキシコの日常に触れることができた気がする。食事はローカルなお店かスーパー。1食250円ほどで収まる。まだ安くできるが、そこまで詰める事もないだろう。そして、やはり?日本への飢えがあるらしく、アニメその他を見て過ごす。なんとも落ち着く…。そして、早く使える様になるべく、スペイン語の勉強もしましたよ、ちゃんと。

リサーチしたところ、最初は飛ばそうと思っていたベリーズだが、どうせならシュノーケリングか、ダイビングでもしようかと、立ち寄ってみる事にした。世界的にも有名らしいブルーホール が存在するのだ。これは以前陸地だった場所にあった陥没した土地が、長い年月をかけて海に沈んだものらしい。世界のダイバーが憧れる場所である。「君、そんなにダイビング好きだっけ?」と言う言葉が聴こえて来そうだが、一応ライセンスも持ってるし(Cカードだけど)行ってみたいとは思うのだ。本当にできるかは、天候もある事だしその時の気分次第で未定である。もちろん、財布の軽量化にも貢献してくれるだろう。

そんなこんなで、19日夜10:15のバスでベリーズに向かう。国境越えは20日AM3:00予定。ベリーズシティはAM6:00着だ。初の陸路での国境越えである。まあ、ADOのバスでの国境越え。気楽にいけそうだ。たぶん。

どうもリサーチによると出国税がかかりそうだけど…

と言う事で、楽しみと言うか不安である。では行ってきます。

real time

キーカーカー 島に到着。リゾート感満載である。値段も。

遂にグランセノーテへ! カンクンな日々②

10/7

グランセノーテへの朝は早い。4:30に起きアデオのバスターミナルへ。5:30発がなぜかなかったため、6:00発に乗車。テゥルムへ。タクシーに少し乗り9時にグランセノーテへ到着。

このセノーテとは、土地が陥没したところにできる泉であり(洞窟?)、メキシコ中に存在する。中でもグランセノーテは透明度が高いと言われる有名なスポットだ。(初動画↓ 見れるかな?)

1080p

そこには小さいながらも、完全に底まで見通せる泉が!シュノーケルをつけ、ゴープロの初入水式である。特段問題もなく、水中で動画を撮ることができた。ゴープロ万歳!特に言葉は必要あるまい。写真をご覧いただきたい。ちなみに、10時を過ぎると、観光客が増え、透明度あ落ちるため、朝一がオススメだ。

このセノーテは必見だ!カンクンに来るならぜひ寄って位ただ期待!

明日は、第2カ国目キューバ。ネット環境がほぼほぼ無さそうな国である。某教科書の持ち合わせも無い。夜はリサーチにあてた。

 

Real time

現在、メキシコ、カンクンにて休養中。次国への予定を思案中。

キューバリサーチとカンクンな日々①

10/5〜6

さて、日本人ととんと会っておらず寂しさが募る今日この頃、昼ご飯をソカロ(街の中心にある公園)で食べようとしていると、日本人が。話しかけると同じ宿の人と四人で遊んでいるという。そこに混ぜてもらい、昼過ぎから、ローカルバスに乗り、カンクンの高級リゾート地へ。そこには、the resortが。エメラルドグリーンに輝く海に白い砂浜。まさにパラダイスである。

ジーザス、溺れかけのキリストも漂着するようだ。

夜はレストランで遅くまで楽しんだ。

今日10/6は、キューバのリサーチの日にした。朝から、航空券その他の時間を考えネットで往復便を購入。往復28000円。もう少し安くしたかったが、まあ、こんなものか。

お昼は、有名な豚肉のタコス屋さんへ。うまい!

夜は、昨夜知り合ったOさんと明日のグランセノーテの予定を立て、寝床についた。明日は早い。

 

チチェンイッツァー観光からカンクンへ

10/4朝、8時からチ チェンイッツァー遺跡に向け出発。10時頃到着。ここは、メキシコで一番有名な遺跡だけあり人で溢れかえるらしく、時には入場制限がかかると聞いていたので今回は早めにきた。しかし一大観光地、べらぼうに高い。入場料240ペソ(1500円)、バッグ一時保管100ペソ(600円)。ざっくり言えば、他の遺跡の3、4倍と言ったところか。観光客が多いせいか、遺跡は全て登ることができず、土産屋ばかりである。一応敷地内にセノーテ(泉)もあるので見ておこう。

帰りは、4:30のバスしかなかったため、それに乗りカンクンへ向かった。8時頃到着。もうずっと日本人に会っていなかったため少し寂しくなり、カンクンで有名な日本人宿「カサ吉田」に泊まることにした。…が、この日はたまたま宿泊者は僕だけあった。なんの為にここの泊まりに来たのか?しかしよくよく考えると、ドミトリー(相部屋)価格で個室に泊まれるわけだ。それはそれで、良いではないか。

注)ネット環境が悪いため、今回は文書のみで。後ほど写真アップします♪

Real time
ただ今、キューバ三日目。全然wifiがなく、ネット環境が厳しい。ので、少しブログが滞りそうです。書き溜めておこう。

ウシュマル遺跡とメリダ観光

だいぶ遅れているが(笑)10/2は移動日。明るい時間にパレンケからメリダへ8時間の旅路。今回のバスは特段悪い道を走るわけでもなく快適であった。夕方メリダに到着し、軽く街を散策。
次の日は朝からウシュマル遺跡へ向かった。片道1.5時間。ここもマヤ文明の遺跡でプウク様式と呼ばれるらしい。かぎ鼻の彫刻が特徴的だ。うん、ちょっと見慣れてきた感が出てきた。

下記の写真は今で言う、サッカー場である。マヤ文明では、儀式の一部として行われ、壁に付いている穴にボールを通すと勝ちになる。勝者のリーダーはその栄誉を讃えられ、儀式のために命を捧げる。その執行者は敗者のリーダーである。現代では逆の様に感じられるが、命を捧げる事は最高の美徳であったのだろう。

夕方にはメリダに帰り少し休憩してからメリダ散策。
まずは、モンホテの家へ。ここは1542年この地を占領したスペイン軍のトップ、フランシスコ・モンホテによって贅の限りを尽くして建てられたものであり、重厚な屋敷の中に、豪勢な品が今でも展示されている。ちなみに、今は、銀行として機能している。名前を書けば無料で見学できる。

続いて州庁舎へ。こちらもソカロ(中心地)に面してある。マヤ文明を主題とした現代の壁画が建物内にいくつも描かれている。どうしてこうもメキシコの国立の建築物は、Artを取り入れているのか?日本政府にも見習っていただきたいところである。

カテドラルと馬車

ここの教会はシンプルな内装だ。

明日は、チチェンイッツァーに向かう。

 

real time
今はカンクンの日本人宿で休息&キューバリサーチ中。明後日にはキューバin予定。

遂に…序盤からの長距離バスと密林の遺跡

今夜は戦いである。明日のために。序盤から長距離バスの登場である。日本で言うところの博多号と同じレベルではないか。夕方からオアハカ→パレンケ、15時間の旅である。夜の戦に備えて朝はダラダラ、午後は出発までホテルにいさせてもらった。清潔で優しく快適な宿であった。
用意を済ませ、5時に定刻通り出発。隣のスイス人と仲良くなるまでは良かったが…この辺りは起伏が激しいらしく、蛇行した道が続く。日本なら、スピードを緩めるだろうが、ここはメキシコである。バスのレースか!と言いたくなるほど、スピードを緩めない。元来、バスに弱い僕は完全に酔ってしまった。一応酔い止めを飲んだからか多少治ったが、結局、この気持ち悪さとの戦いは明け方まで続く事となった。この先大丈夫なのか、異国のバス事情に一抹の不安を持たずにはいられない。

1.5時間遅れて翌日10時頃到着。近くにあったカフェで、スイスの方と一息ついた。

なんだか、気持ちが急いているワタクシである。シャワーを浴び、パレンケ遺跡へ向かった。ミニバスで20分程で到着。この地パレンケとは、文字通りジャングルである。湿度、温度共に申し分ない。初ジャングルに関心するばかりである。しかし日本の真夏より涼しい気がするのは気のせいか?

途中から脇道に入っていき、さらに進んで行くと入り口がありそこで降ろされる。入場料を払い奥に進んでいくとそこのはジャングルに埋もれる様に遺跡が見えて来る。

 

パレンケ遺跡はマヤ文明の遺跡で7世紀頃繁栄したそうな。しかし10世紀頃にはすでに廃墟と化していたと言う。ジャングルの一部の様に存在するこの遺跡は静かにその雰囲気をたたえている。

夜はスイス人と夕食へ。ソカロでは、日曜のせいかダンスが行われていた。小さな田舎町でやっと地元の空気が見えた気がした。明日のバスのチケットを買い、宿へ向かった。僕の泊まっているドミトリーは最上階の4階で、今夜は僕一人であった。そして先ほどから降り出した雨は豪雨に。こちらでは長時間雨が続く事は無いが、毎日雨が降る。
夜一人きりの部屋で、雨音を聞きながら眠りについた。良い日ではないか。

明日はメリダだ。

現代のフリーダと金曜の市

友人に教えてもらった現代のフリーダに会いにOcotlán de Morelosへ。…行くつもりなのだが、いつもの二等バスターミナルに行くとOcotlán行きはないと言う。なぜだ!?散々聞いたが分からず、タクシーで行けと言われた。負けた気がしたので、絶対バスで行こうと思い、街中の他のバス停に行ってみる。たまたま、某散歩本の隅っこに、バス乗り場が書いてあり、やっとの事でバスを捕まえた。やっとシステムがわかってきた。メキシコのバス停は基本、東西南北に分かれており、南に行きたければ南のバス停に行くようだ。しかし小さいバス停。地図がなくては分からないと思う…。


バスで50分程でOcotlán着。今日は金曜日なので市が立っているようだ。ソカロを中心に出店でごった返している。散策していると一角に市場があり、その一角にフリーダがいるようだ。メキシコの人々は優しく聞けばすぐ教えてくれた。ついにフリーダの店へ。聞いていた通り確かにフリーダではないか!話しかけると、とても気さくに写真を撮らせてくれた。

せっかくなのでご飯を食べようとメニューをくれと言うと、何かをスペイン語で話しそこで座っててと指差した。待っていると、Mole(チョコレートソース)と、Sopa(スープ)を出してくれた。どれもそれぞれにコクがあり美味しい。帰りにお金を払おうとすると、いらないという。どうやら味見としてわざわざ出してくれたようだ。なんと優しい!お礼を言い、店の前にある募金箱にお金を入れておいた。

来る前は中米に警戒心を抱いていたが、基本的には優しい人たちだ。こと、オアハカには優しい風が流れている。やはり異国は来てみなくてはわからない。

 

Mitla遺跡とオアハカ文化博物館

Buenos días.

朝はゆっくりと起き、ミトラ遺跡へバスで1時間40分ほど。少し距離がある。途中でバスを降り15分ほど歩くと遺跡へ。ここの遺跡は紋様が特殊であると言う。ここの遺跡は少し小さめで街の中に点在している感じだ。この街の中心にも教会があり立派であるが、教会を作るための石を遺跡から調達したと聞くと複雑な気持ちになる。教会と並んで壊れかけた遺跡がある。そのコントラストが少し強く感じられた。


帰ってきてからサント・ドミンゴ教会内に併設されたMuseo(ミュージアム)へ。近隣の遺跡の出土品が集められており、内容は充実している。教会の中も一緒に見て回れる。メキシコシティでもMuseoは行ったが、やはり地域によって土偶の表情の違いがある事が面白い。

 

明日は、現代のフリーダについて。ただ今執筆中にて少し待たれたい。

(余談だが、このblogは少し遅れているため夕方から夜行バスに乗りパレンケへ向かう。夜行バスで15時間の旅…)

オアハカの天空の城

Hola !
スペイン語を少しずつ勉強している、大塚です。たまに、エセスペイン語、エセ英語があるだろうが、お付き合いいただきたい。

昨日からドミトリーに宿泊。地震の影響ですいている。朝からマティーと仲良くなり、いろいろ見どころを教えてもらった。彼はカナダ人で、メキシコが好きでよく来るらしい。今は、地震の影響でボランティをしているという。サント・ドミンゴ教会を軽く見学した。慣れて来ると街の構造はどこも似ており、慣れてきた感はある。教会の前には、地震による死者の慰霊と思われるものが並べられていた。

今回の昼食は、奮発して以前から気になっていたPollo en Mole。チキンのチョコレートソースがけと言ったところか。スパイシーに味付けされており、好みの分かれるところだろうが、絶品である。日本にもあるだろう、ぜひ味わっていただきたい。のち、モンテアルバン 遺跡巡り、中心部から車で25分ほど。裏山の山頂にある。あいにくの曇りだが、人も少なく、静かな空気が流れる。日本にも天空の城があると言うが、ここも天空の城であろう。遺跡はどこへ行っても落ち着く。やはり気候の良いところには、人が住みやすいという事か。ならば寒い地域に、原始的な部族がなぜ住むかと言う話もあるが、ここでは割愛したい。

Buenos noches.