地震から数日たち、街も賑わいを取り戻しつつある。中心地を散策していると、メトロポリタンカテドラル(教会)に入れそうだ。一歩中に入ると荘厳なつくりで、一瞬欧州にいるのかと錯覚してしまうほどだ。ちょうどミサが行われており、その聖歌に美しさを感じずにはいられない。少し神を信じられそうな気がした。
次は、国立宮殿へ。中は広い庭園になっており、その一角におそらくメキシコの歴史をたどった壁画が描かれている。今日から空いたようで人も少なく、居心地が良い。同じ敷地内にある多文化博物館も散策。
テンプロ・マヨール(古代遺跡)も空いていそうだ。70ペソで、入場。中にはミュージアムもある。メキシコの古代遺跡を見ていると、手塚治虫の「三つ目がとおる」を思い起こさせる。出土品の土偶?の顔がとてもチャーミングなのだ。ドクロもよくモチーフとして使われているが、なぜなんだろうか。もう少し歴史を知りたいところである。
今日から街が正常に戻ったような感じだ。メジャーな施設は開いている。基本的に無料で入れる施設が多いのも嬉しいところだ。明日は、人類学博物館に行こうか。